2017年6月に、最愛の夫を亡くしました。
結婚から36年目、子供たちも巣立ち、6年間介護が必要だった夫の母も、
92歳で見送り、これから二人の時間をゆっくり楽しもうと話していた矢先の事でした。
私は、2003年に実の母を亡くしたのきっかけに、スピリチュアリズムを学び、
魂は永遠に残ると信じていたのですが、急な夫との別れに、深い絶望と現実に夫が傍にいない寂しさに押しつぶされそうでした。
そんな時、当時1歳6か月だった孫娘の言動から、夫は亡くなっても、すぐ私たちの傍に居てくれることを確信したのです。
勿論、当時孫娘は、単語くらいしか話せず、人が亡くなるというような事も理解できる年齢ではありませんでした。
この経験をきっかけに、私は、グリーフを乗り越え、また前向きに自分らしく前進することが出来ました。
こういうことは、他人に話すのは難しく、不審に思われてもと考え、ブログにすることなどは、考えていませんでしたが、もし、愛する人を亡くし、立ち上がれずに苦しんでいる人の、グリーフケアのお役に少しでもなればと思い、勇気を出してブログを始めることにしました。
お話を分かりやすくする為に、孫娘の目線から順々に童話仕立てで、書いてみようと思います。
名前や設定は変えていますが、起こった出来事は事実です。
慣れないことなので少しづつ書いていこうと思います。