魂は永遠に!!

愛する人を亡くした方のグリーフケアのお役に立てればと思い、書いています。

みさきちゃんとじいじpart5

 じいじが亡くなって、4年6か月過ぎました。

さきちゃんは、6歳のお誕生日を迎えました。

幼稚園の年長さんです。

 来年の春から、水色のランドセルをしょって、ひろきくんと一緒に、小学校に通うことを、とっても楽しみにしています。

 

 もう、じいじに手を振ったり、自然に声をかけたりすることはありません。

 

 ばあばのおうちに、遊びに行くと、ばあばと一緒に、お茶とご飯をお供えをして

お仏壇のじいじの写真に、手を合わしています。

 お供えしている、くだものや、お菓子が欲しいときは,おりんを鳴らし、

「じいじ、ちょうだいね。」

と、言って、もらうのを楽しみにしています。

 もう、じいじは、亡くなっていることを、理解できる年齢になったのです。

 

 大きくなったみさきちゃんには、じいじは見えませんが、

じいじは、今も、変わらず、みさきちゃんや、ばあばを、近くで見守っているのです。

                             おしまい

 

 人は、幼いときは、まだ人間界に染まってなくて、次元の違う世界を感じることが出来るのでしょう。

成長するにつれて、そういう力は無くなっていくのでしょうね。

 こういうことは、たくさんの人が経験しているのではないでしょうか?

 私は、霊感とか特殊な能力は、ありませんが、母を亡くした時も、<あらっ!>と思う体験はあったのですが、気のせいか?偶然かな?とやり過ごしていました。

 

 私にとって、夫を亡くした後の、この孫娘を通じての体験は、実母を亡くした時から、独自で学んでいた スピリチュアリズムをより深く理解するきっかけになりました。

 また、そのことも、少しずつ書いていければと思っています。