じいじが亡くなって、4年6か月過ぎました。
みさきちゃんは、6歳のお誕生日を迎えました。
幼稚園の年長さんです。
来年の春から、水色のランドセルをしょって、ひろきくんと一緒に、小学校に通うことを、とっても楽しみにしています。
もう、じいじに手を振ったり、自然に声をかけたりすることはありません。
ばあばのおうちに、遊びに行くと、ばあばと一緒に、お茶とご飯をお供えをして
お仏壇のじいじの写真に、手を合わしています。
お供えしている、くだものや、お菓子が欲しいときは,おりんを鳴らし、
「じいじ、ちょうだいね。」
と、言って、もらうのを楽しみにしています。
もう、じいじは、亡くなっていることを、理解できる年齢になったのです。
大きくなったみさきちゃんには、じいじは見えませんが、
じいじは、今も、変わらず、みさきちゃんや、ばあばを、近くで見守っているのです。
おしまい
人は、幼いときは、まだ人間界に染まってなくて、次元の違う世界を感じることが出来るのでしょう。
成長するにつれて、そういう力は無くなっていくのでしょうね。
こういうことは、たくさんの人が経験しているのではないでしょうか?
私は、霊感とか特殊な能力は、ありませんが、母を亡くした時も、<あらっ!>と思う体験はあったのですが、気のせいか?偶然かな?とやり過ごしていました。
私にとって、夫を亡くした後の、この孫娘を通じての体験は、実母を亡くした時から、独自で学んでいた スピリチュアリズムをより深く理解するきっかけになりました。
また、そのことも、少しずつ書いていければと思っています。